ヤクルト・奥川恭伸投手(21)が18日、東京・新宿で、アドバイザリー契約する磁気健康器具「コラントッテ」のトークイベントに参加した。
同社の製品を9900円分購入した中から限定40人のファンが参加。
参加者は女性が多く、男性は7人。
通りから見えるイベントスペースで行われたため、数百人の通行人がスマホを向けるなど、人気の高さをみせつけた。
今季は右肘痛のため3月29日の巨人戦で1試合だけの登板。
球団側は手術を勧めたが、奥川が保存療法を望んだ。
背番号は「11」から「18」に変更する。
ヤクルトの球団幹部は「奥川はいろいろ調べたようで、『手術をしたら100%に戻らなくなる』と、すごく気にしていた。
背番号18を欲しがっていたので『心機一転頑張れ』ということになった」と説明。

手術後に以前と変わらない球を投げる投手も多いが、実際には失敗例もあるだけに慎重になったようだ。
現在はキャッチボールの距離も50メートルに伸び、早ければ1月中、遅くても2月のキャンプ中にブルペン入りする予定。

「段階を踏んで(強度を)上げて行くところに入っています。回復はもうしています。

開幕までとは言い切れないけど、来季中の復活を目指してます」とプランを描いている。
結果的に1年を棒に振ってしまったが、決して無駄ではなかった。
「投げ始めてからも、自分のコンディションをいかに維持できるか。

そういう勉強を今年1年はできた。患部だけの問題ではなくて、体全体を直す時間に充てられた。
ケガ前よりもいい状態になって、復活できるんじゃないかと思います」と前を向く。

「休みは少なくなる。年が変わりますから、新しい気持ちで臨みたいと思います」と年末年始もほぼ無休で100%復活を目指す。

https://news.yahoo.co.jp/articles/117b2de854c0c3246c867fcd17c25930a7c8c7a7