日本ハムが今秋ドラフトの1位候補として、花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(2年)をリストアップしていることが2日、分かった。球団幹部はドラフトへ「今年は現時点でも(注目の選手が)多いんじゃないかな。これからも出てくるだろうから」と説明。その年の“ナンバーワン”とされる選手を1位指名する球団の方針は不変で、熱視線を送ることになりそうだ。

 183センチ、117キロの巨体を誇る佐々木は、昨年までで歴代3位の高校通算106本塁打を記録している左の長距離砲。すでに1位の清宮幸太郎(111発)にあと5本と迫っており、トップに立つのは確実視される。日本ハムはこれまで高卒でダルビッシュ有や大谷翔平らを1位指名で獲得して大成させただけに、佐々木が入団すれば実績もプラスに働くだろう。