レッドソックスが4日(日本時間5日)、ラファエル・デバース三塁手(26)と11年総額3億3100万ドル(約437億円)で契約延長に合意の方向だと、複数の米メディアが伝えた。

 レッドソックス史上、最長で最高額となる見通し。今オフFAとなるデバースは前日に調停を回避し、今季の年俸1750万ドル(約22億円)で合意と伝えられていた。延長期間は2024年シーズンから34年まで。

 今オフ、スター遊撃手ボガーツを引き止められず、パドレスに11年総額2億8000万ドルで移籍。2020年にはベッツをドジャースにトレードした。球団の若き主砲の流出を避けたいチームは「フランチャイズの顔」として、デバースとの長期契約を模索していた。

 ドミニカ共和国出身のデバースは2017年にメジャーデビューし、6年目の今季は141試合に出場し、2割9分5厘、27本塁打、88打点の成績を残した。メジャー通算689試合に出場し、打率2割8分3厘、139本塁打、455打点。既に2度、オールスターに選出された。

 レッドソックスは今オフ、吉田正尚を5年総額9000万ドル(約123億円)で獲得し、デバースの今オフ流出も阻止。ここから吉田正、デバースが中心となってチームの復権を目指す。

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