アロルディス・チャプマン
 メジャー最速105・1マイル(約169・1キロ)の記録を持つキューバ人左腕、アロルディス・チャプマン投手(34)が3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する英国代表の予備登録選手50人に入った、と25日(日本時間26日)、中南米球界に詳しいヨルダノ・カルモナ記者が自身のツイッターで伝えた。

 チャプマンはキューバから亡命し、10年1月にレッズと合意。最速169キロの剛速球を武器にレッズ、カブス、ヤンキースでプレーし、メジャー13年間で667試合、44勝35敗315セーブ、防御率2・48の成績を残した。昨季終了後にFAになり、ロイヤルズと1年375万ドル(約4億9000万円)プラス出来高400万ドル(約5億2000万円)で合意したと報じられている。

 WBCは09年の第2回大会にキューバ代表の一員として出場。第2ラウンドの日本戦に先発し、松坂と投げ合った。今回の英国代表入りはチャプマンの家族がジャマイカ出身で、同国が1962年まで英国領だったためと言われている。

 英国はプールCに属し、1次ラウンドで米国、メキシコ、コロンビア、カナダと戦う。チャプマンの14年、3大会ぶりの出場についてカルモナ記者は「不明」とつづっている。

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