18年ぶりのV奪回を目指して来月1日から春季キャンプを開始する阪神では、
今季から指揮を執る岡田彰布監督(65)が「試合中のベンチには一切、データ書類は持ち込むな」と〝鬼指令〟。
平田勝男ヘッドコーチ(63)以下の首脳陣は戦々恐々だ。

百戦錬磨の指揮官は「選手が試合中にメモを取るのはいい」としつつ、
「オリックスの監督をしていたときも、コーチには対戦データ書類を持参させないで『皆覚えてこい!』と言うてきた。
今回も同じよ。すべての予測は試合前に準備して終わらせておく」と明言する。その根底にあるのはプロの美学だ。

「投手が代わるたびにベンチで大きなファイルを広げて…とかは恥ずかしいからさせん。
例えば攻撃なら交代投手はいても5、6人や。全部頭に入れておけばいいこと。
覚えられんかったらコーチ失格や」。データ書類を手に右往左往する姿はみっともないというわけだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d1423a055508fab0f5b35298d0af533a4f81a7e3