「右中間に飛んだ打球をライトが処理してランナーがセカンドで止まるという意識でサードに投げなかった」と指摘。「あういう一つのプレーがピッチャーの流れを崩して点を取られるという。野球ってそういうスポーツ」と続けた。

 ただし、やり玉に挙げたのは選手ではなかった。「選手が悪いんじゃなくて担当コーチがしっかり修正していかないと。『あれ、ちゃんとしっかりしろよ、あれサードだろ』で終わるんじゃなく、とことん追求して、させていくという。どの仕事でもミスした後に、どれだけその後に努力する人たちがさらに上にいける」とコーチ陣に向けて厳しい言葉を投げかけた。

 試合直後に帰った理由も「しゃべりたくないときはしゃべりたくないから。怒りたくなるから。選手にではなく、首脳陣に」と言う。