「早ければ来年にも日本ハムの監督に復帰するのではという話が漏れ伝わってきています。新庄剛志監督が就任して2年目ですが、開幕から最下位を独走中です。Aクラス争いに食い込めば続投することになるでしょうが、このまま浮上しなければ今シーズン限りでクビになる可能性が高いでしょう。そうなった場合、間違いなく栗山さんの再登板の待望論が出てくるはずです」

日本ハムはもはや最下位が定位置になっている。昨シーズンは6位で終え、今シーズンも新球場・エスコンフィールド北海道のオープニングゲームとなった開幕戦で敗れると、24日時点で6勝14敗と断トツの最下位を独走中。このままだとオフに指揮官が交代する可能性は極めて高いが、これといった後任候補もいないのが現状だ。

「栗山さんの下で次の監督候補に帝王学を学ばせるというのが現実的なプランになるのでは。今もプロフェッサーの肩書きでファイターズに籍を残していますし、チームのことは誰よりも熟知しています。チームの立て直しという面でも、〝つなぎ〟の監督としては申し分ない存在です。球団内外から大きな異論は出ないでしょう」(前出・在北海道テレビ局幹部)