結果は伊藤将の圧勝だった。9回を無失点に抑えた伊藤将に対し、山崎伊は2回1/3で8失点。投げている真っすぐの球質を比べると、どちらもシュート回転しやすいタイプだが、投球内容では歴然とした差があった。自らの特性を知っている伊藤将に比べ、山崎伊はまったくといっていいほど理解しているように思えなかった。その差が出た。