前田は4月下旬、右上腕部の張りでIL入りしたものの、11日の3A戦で4回60球を投げ、3安打無失点と好投。メジャー復帰に向けて、着々と準備を進めているが、今季は2021年9月のトミー・ジョン手術(側副靱帯再建術)から復活を果たすも、4試合で0勝4敗、防御率9.00。さる広島OBは、「16年にドジャースと結んだ8年契約が満了する今オフ、日本球界への復帰も視野に入れているそうです」と、こう続ける。

本人はかねて、『最後は日本でやりたい』と話している。バリバリ投げられるうちに日本で……という思いがあるようです」

本命といわれるのが古巣の広島だ。前田は16年オフ、広島からポスティングでドジャースへ移籍。退団会見の際には、「僕はカープに入団してカープに育ててもらったので、すごく恩はありますし、今回もポスティングを認めてもらいました。もちろん愛着があります」と話していた。

「横ヤリを入れるとしたらソフトバンクと巨人でしょう」とは、ある球団の編成担当。