日本ハムが今秋ドラフトの候補として仙台大4年の辻本倫太郎内野手(21)をリストアップしていることが24日、分かった。大学日本代表メンバーで走攻守そろった逸材。すでに歴代最多の高校通算140本塁打を誇る花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(18)は1位候補に挙げており、今秋に「ダブルりんたろう」を獲得する可能性もある。

 球団は本拠地のある北海道出身の“道産子選手”を1人以上は指名する方針で、今秋は大学球界の即戦力遊撃手として期待される札幌市出身の辻本を有力候補としてリストアップ。球団幹部も「素材としては非常にいい」と評価する。仮に佐々木との「りんたろうコンビ」が結成されれば大きな話題となる。