非常に興味深い、野球の「配球」についての質問が寄せられた。

その質問とは「落合さんがもし捕手だったとしたら、打者を打ち取る配球に自信がありますか?
解説で、たまに配球のこともお話されるので、とても興味があります」というものだった。

質問を読み終えた落合氏は、真っすぐに画面を見つめると「ピッチャーがサイン通りのボールを投げてくれたら
全試合、完全試合をやり遂げることはできる!っていうふうに思ってます」と答えた。

続けて「それだけバッターの特長とかね、いろんなものを加味しながら“この構えはどこのコースが好きだ”
“この構えはどこのコースが嫌いだ”っていうのは、だいたいのことは把握してるんで。
あとはバッターの打ち気とかね、構え方とか、待ち方とかっていうのを加味しながら
配球をしていけば、完璧に抑えるだけの配球はできると思います」と重ねて自信を口にした。

「まあ、でも各球団のキャッチャーっていうのも“こういう配球をすれば抑えられるだろう”と思って配球はするんですけども…
なかなかピッチャーがそこに放ってくれないっていう実情があってね」と自身だけではなく、
各球団の捕手たちは、みんなが配球だけで考えたら完璧に抑えられる可能性があると推測した。