島根1区当選の亀井亜紀子さん、自民批判は立民幹部に任せ…ミニ集会60回開き地域の声を吸い上げ

 亀井さんは事件の批判については党幹部ら応援組に任せ、衆参通算10年の議員経験をアピール。ミニ集会で感じた人口減少や公共交通、人手不足など地域課題の解決を訴えた。
また、遊説ルートには、ミニ集会を開いたなじみ深い会場を優先し、有権者の声を聞き続けた「浪人時代」の集大成となる選挙運動を展開した。

 陣営は無党派層を取り込もうと、前回選でも善戦した大票田の松江市を軸に活動。「周りを誘って投票に行ってほしい」などと呼びかけた。また、党本部のバックアップを受けてSNSの専属班を設け、1日2〜3回に分けてこまめに情報発信するなど若年層へのPRも欠かさなかった。