「ドジャースの地元ロサンゼルスには多くのプロスポーツが本拠を構えている。中でも大谷が次の投資先として関心を示しているとされるのが、女子プロバスケットボールWNBAのロサンゼルス・スパークスです。ファイナル制覇3度の名門で、ドジャースのオーナーグループの一員であるNBAレジェンドのマジック・ジョンソンも出資するレイカーズの姉妹球団です。MLBやNBAほど資産価値が高くないWNBAなら、大谷は数億円の出資で済むはずですが、現役の間は球団運営に時間を割けない。多くのアスリートのように共同オーナーという形を取るのではないか。

球団への投資といっても、利益を追求するのではなく、リーグやチーム発展の支援が主な目的になるでしょう。米国ではプロスポーツチームのオーナーは社会的な評価が高く、ステータスも得られる。元通訳に銀行口座の管理を任せっきりにして、今回の被害を招いただけに、米識者からは金融リテラシーの低さを批判された大谷にとってはイメージアップにつながるからです」