前日の阪神戦で頭部に打球が直撃するアクシデントで、負傷交代となったDeNA・宮崎敏郎内野手は一夜明けた11日、グラウンドに出てきて試合前練習に参加した。
三浦監督は「幸いにも頭部打撲ということで、今、動きも確認しながら。練習見てからになります」と、説明した。

三浦監督が本人に確認したところ「当たったところはコブになっているけど、大丈夫そうです」と話したという。
頭部に打球が直撃するアクシデントが起こったのは、六回1死一、二塁。阪神・井上が放った三塁への強烈な打球が捕球直前にイレギュラー。
ボールが高く弾んで三塁・宮崎の頭部に直撃し、宮崎は倒れ込んだ。
三塁・白井審判員が歩み寄り、声をかける様子もあった。
その後、トレーナーなどがかけつけ、担架も到着。ブルーシートのような目隠しで囲われる中、宮崎は担架で運ばれた。突然試合が中断する事態に観客も騒然。
DeNAファンだけでなく、阪神ファンからも「宮崎コール」が起こった。 宮崎は交代。チームドクターから頭部打撲と診断されていた。