この日は、先着4万人のファンに大谷のボブルヘッド人形が配られ、いわば「大谷の日」だった。当初、球団側は、大谷の妻・真美子さんの始球式を提案したという。試合後、大谷は「元々、球団からは奥さんとかどうですかと言われた。光栄なことだが、本人と話して、違う子にというか、野球が好きな子だったり、あまり見られない病院の子の方がいいんじゃないかという話で決めた」と経緯を語り、始球式には生後すぐに心臓の手術を受け、今は元気に成長しているリー君が招待された。

 試合前にはサプライズでリー君を激励し、サイン入りのユニフォームなどを贈った。野球少年のリー君に、「難しい状況の中で、好きでやってくれたらうれしい」。リー君には、大谷が持っているスイートルームでの観戦もプレゼントした。

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