企業のおよそ3社に2社が円安によって、利益にマイナス影響を受けていることがわかった。

帝国データバンクが小規模企業を含む全国およそ1000の企業に昨今の円安進行の影響についてのアンケートを行ったところ、利益に「マイナス影響があった」と回答した企業が63.9%と約3社に2社にのぼった。

また、適正な為替レートの水準については、半数以上(50.1%)が「1ドル=110円~120円台」と回答している。
円安による原材料価格などの上昇が続く中で、自社商品・サービスの価格転嫁が厳しいとの声が多く聞かれたという。