定員の30倍! 関係者も驚いたSKE48チームKⅡ新公演初日の観覧応募数
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 アイドルグループ「SKE48」チームKⅡの新公演「時間がない」が11日、名古屋市内のSKE48劇場でスタートした。11年ぶりとなる新作オリジナル公演にファンも大興奮。「誰がなんと言おうと今いるチームKⅡは最強ですし、ここからまた新しい歴史をみんなで築いていきたいと思います」と語ったリーダーの太田彩夏には客席から大きな拍手が送られた。
 この公演は5月に始まったチームS「愛を君に、愛を僕に」公演に続くSKE48の新公演プロジェクトの第2弾。3、4日には名古屋・栄のど真ん中でメンバー16人による公開練習を行うというド派手なアピールを展開し、地元テレビ局のニュース番組でも取り上げられた。さらに25日の同公演は「支払価格一任公演」として開催され、公演を見終わった後に観客が支払う金額(最低1円から最高1万円まで)を決定するという大胆な試みにもチャレンジする。
 昨年からチームKⅡでは高柳明音ら人気メンバーが次々と卒業。それに伴って公演への観覧応募数が減少するなどチームKⅡには危機感が漂っていた。ところが新公演の初日には観覧申し込みが殺到し、19年にSKE48が事務所移籍して以来最高となる定員の約30倍となる応募数を記録。関係者の間からも驚きの声が上がった。
 新公演では自分の名前が入った衣装やオリジナルのポジションが与えられることもあり、メンバーのモチベーションもアップ。10月末から新公演の準備のためほぼ毎日、7時間以上のレッスンを一緒に行ったことで「私たちは切っても切れない固い絆で結ばれているなと感じました」(太田)とチーム内のつながりも強まった。新公演の制作には数千万円のコストがかかるといわれているが、5月に新公演を開始したチームSは月額配信契約者数の増加や公演アルバムの売り上げにより、約半年で制作費を回収。チームKⅡも21日に発売される新公演のアルバムCDの予約が好調で、制作費の早期回収が期待される状況だという。
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