「鳥取の二度泣き」という表現をご存知でしょうか?

 これは札幌の二度泣きという表現に対して生まれた言葉です。
 
 札幌の二度泣きはよそから札幌へ転勤で訪れた人の心境を表しています。
 最初は雪国である札幌への転勤が嫌で泣きますが、札幌の人の優しさに触れる内に、再び転勤になる頃には札幌から離れるのが泣くそうです。

 これに対して鳥取の二度泣きは皮肉を込めた表現です。
 鳥取県民はよそ者に冷たい県民性があるとされ、まず移住した際にはその冷たさに泣きます。
 札幌の場合はこの後で札幌の素晴らしさに触れて去る事が寂しくて泣く…のですが、鳥取の二度泣きは、出ていける事が嬉しくて二度目の涙を流すのだそうです。