“脱出”相次ぐウクライナ男性 箱に隠れ出国 女装で拘束も
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8a4b7fc2592aca32f9aae737055ecef0ac9e5fb

激しさを増す攻撃を逃れ、国外に脱出する市民は増え続けている。

しかし、2月24日に総動員令が発令され、18歳から60歳までの男性は出国できない。

国境付近では、国外脱出を図る男性が相次いで拘束されている。

車の後部座席で箱の中に隠れていた男性。
モルドバとの国境で警備当局が撮影した映像。

国境警備当局「ほかに誰かいますか?」
運転手の女性「もういません」

国境警備当局「何歳ですか?」
男性「36歳です」

国境警備当局「なんでここに隠れているんですか?」
男性「子どもがいて、離れたくないからです」

男性は、ぬいぐるみや子どもの服が入った箱に隠れて、国を出ようとしたところを見つかった。

国境警備隊は、拘束した事例をSNSなどに掲載している。

中には、このようなケースもあった。

ベビーカーを押しているこの人物。
目深にかぶった帽子から金色の髪が見えている。
一見すると女性だが、実際は女装した男性だった。

ウクライナでは、男性であっても3人以上の子どもがいたり、障害者を扶養している場合、特例で出国が認められている。

国境警備隊は、この特例の不正利用も相次いでいるとして、証明書に偽造などがないか、目を光らせていた。