侍ジャパンの栗山英樹監督)が21日、都内で開催された「第1回 野球データ分析競技会」に出席した。

 高校生を含む学生7団体の発表に時折メモを取りながら耳を傾けた。参加理由を「(来年3月開催予定の)WBCへ向けできる限りの準備をしたい」と説明。

 優勝を目標とするWBCまで1年を切り「アナリスト、データ分析は相当大事な要素。WBCのアナリストを探しているので。もしかしたら学生にもそういう天才がいるかもしれない。プロにこだわる必要はないし、先入観はない。10年後、今日出ていた子たちがフロントで大事な仕事をしていると信じている」と、選手選考同様にデータ分析のスタッフも最後まで模索していくとした。