東京電力管内 きょうも「電力需給ひっ迫警報」 節電呼びかけ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220323/k10013546611000.html

政府は東京電力管内に対して、23日も電力需給が予断を許さない状況にあることから「電力需給ひっ迫警報」を継続し、家庭や企業に節電を呼びかけています。

一方、東北電力管内へのひっ迫警報については、22日夜遅く解除しました。

今月16日の地震の影響で東京電力管内と東北電力管内に電力を送る複数の発電所が運転停止となり、供給力が低下しています。

また、22日は低気圧の影響で気温が下がって暖房需要が高まったことから電力需給がひっ迫し、大規模な停電につながるおそれがあるとして、政府は東京電力と東北電力の管内に相次いで「電力需給ひっ迫警報」を出し、節電への協力を呼びかけました。

東京電力は、ほかの電力会社から融通を受けたほか、家庭や企業から節電の協力が得られたことなどから政府は「昨夜の停電は回避することができた」と説明しました。

ただ、東京電力の管内では、23日も午前中は低い気温となる見込みで、電力需給がひっ迫する可能性があります。

予断を許さない状況だとして、政府は引き続き「ひっ迫警報」を継続し、家庭や企業に対して節電を呼びかけています。

一方、東北電力管内については、22日は十分な供給力が確保できる見込みとなったことから、昨夜11時すぎに警報を解除しました。

政府は引き続き、効率的な電気の使用を呼びかけていくことにしています。

火力発電所6機が停止 復旧に時間かかる見通し
https://www.meti.go.jp/press/2021/03/20220322013/20220322013.html