大臣在任中に鶏卵業者から計500万円の賄賂を受け取ったとして、収賄罪に問われた元農林水産相・吉川貴盛被告(71)の公判が23日午前、東京地裁であった。検察側は「農林水産行政の最高責任者である現職大臣が現金を受け取った事案で、収賄の悪質性が高い」として、懲役2年6カ月、追徴金500万円を求刑した。弁護側は現金受領を認めた上で「応援の趣旨で受け取っていた。賄賂と認識していない」と無罪を主張した。判決は5月26日に言い渡される予定。
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