◆折鍼(せっしん)

何らかの原因で、刺した鍼が途中で折れて体内に残る事があり、これを折鍼といいます。考えられる原因は、鍼の劣化、質の低い鍼の使用、患者が不意に身動きすることなどが挙げられます。
起こりうる症状:折れた鍼が移動して、痛みが発生したり、臓器に迷入したり、神経を傷つけて神経障害を起こすなどの報告もある
予防策:同じ鍼を繰り返し使用しないよう使い捨ての鍼を使用する、患者は鍼を刺しているとき身動きしないなど