ひろゆきが語る「金儲けがうまい人は嘘が上手。嘘つき。」
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現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
彼の代表作『1%の努力』では、「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、思考の原点をマジメに語っている。この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)
● 「正直者」は商売ができない?
あなたは「正直者」でしょうか?
正直者というのは、相手がどう思うかを考えずに「そのまま言っちゃう人」のことを指します。
人として憎めない部分はあると思うのですが、残念ながら商売やお金儲けには向かない性格です。それについて語っていきましょう。 ● 「それ、言う必要ある?」
ある焼肉店でお肉を注文しました。
出てきたお肉について、「これは交雑牛のもも肉です」という説明がされました。
これを聞いて、「え、交雑牛って言う必要ある?」と僕は思っちゃいました。
おそらく、正直になんでも言ったほうがいいんだろうと思って、「これは交雑牛です」と言ったと思うんですけど、それは言われた相手のことをぜんぜん考えていないですよね。
だって、「交雑牛」という言葉の響きは、ぜんぜんおいしそうな感じがしませんから。 ● トークスキルが長けている人の「切り返し」
商売がうまい人は、特に言う必要がないことは絶対に言いません。
もし、「あえて言うこと」が武器になるのだとしたら、逆手にとって言うことはあるかもしれません。
たとえば、「これ、実は見た目が悪いリンゴを集めてジュースにしています。でも、味は一級品なんです。だから、そのままお出しはできないんですが、ジュースにすれば安く美味しいものとして提供できるんですよ」というトークだとどうでしょう。
見た目が悪いリンゴを使っていることを、うまく逆手にとってメリットに転換できますよね。
こうやって、「悪いこと」をフリにして、うまくオチの部分を説明できるかどうかが、商売を成功させるコツです。
テレビショッピングで引っ張りだこになるようなタレントは、こういう「切り返し」のスキルが長けていると思います。 どんなデメリットを指摘されても、「それが魅力です」とか「あえてそこは力を入れていません」とか、言い方で切り抜けることができます。
でも、正直者は、これが苦手なんですよね。デメリットを言われたら、それをそのまま「いやー、そうですよね……」と認めるだけで終わってしまいます。
あなたも、そういうことに自覚がないでしょうか。もし、そうであるなら、うまくトークスキルを磨くか、いっそ商売は向いていないから辞めたほうがいいかもしれません。その判断軸として考えてみましょう。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています