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立浪「どうすりゃいいんだ・・・」
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垢版 |
2022/03/30(水) 01:16:08.41ID:cSe1wBrf0
本拠地、バンテリンドームで迎えた横浜戦
先発小笠原が大量失点、打線も勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は100敗だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、監督立浪は独りベンチで泣いていた。
中日で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今の中日で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」立浪は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、立浪ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってミーティングをしなくちゃな」立浪は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、立浪はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した立浪が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにドラゴンズの応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする立浪の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「タツ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った立浪は目を疑った
「う・・・宇野さん?」 「なんだタツ、居眠りでもしてたのか?」
「お・・・落合元監督?」 「なんだ立浪、かってに落合さんを引退させやがって」
「彦野さん・・・」  立浪は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:彦野 2番:立浪 3番:ゲーリー 4番:落合 5番:宇野 6番:中尾 7番:川又 8番:大石 9番:小松
暫時、唖然としていた立浪だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
中村からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する立浪、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっている立浪が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
0002それでも動く名無し
垢版 |
2022/03/30(水) 01:17:28.88ID:xMQMrchi0
大量失点(QS)
0004それでも動く名無し
垢版 |
2022/03/30(水) 01:23:09.97ID:bHiRhccu0
>>2
DQSは無失点1打点やぞ
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