0001それでも動く名無し
2022/04/01(金) 15:47:14.75ID:j1WHPM/C0だが試合後のインタビューでは常に謙虚。3月31日の決勝戦後も「(近江の)山田君が万全でない中のゲームで苦しい投球だったと思うが、それに負けずに、闘志に負けないように粘り強く戦ってくれた」と相手をおもんぱかった上で自軍をたたえ、「広島商さんは試合ができず。野球ができるのが当たり前じゃない」。新型コロナの集団感染で2回戦を辞退した広島商にも言及した。
記者がアマ野球担当をしていた2015、16年と大阪桐蔭をよく取材した。試合後、西谷監督に話を聞くと必ず相手をたたえ「次戦も勉強させてもらえれば」と低姿勢なコメントが返ってきた。それは決して報道陣の前だけではない。阪神担当に籍を移した17年12月、甲子園で行われていたタイガースカップを視察していた西谷監督の下へあいさつに出向いた際、こんな一言が耳に飛び込んできた。
「また今年も藤浪と契約して頂いて、ありがとうございます」
この言葉は自分が隣の席を離れた直後、あいさつに訪れた阪神・畑山チーフスカウト(当時、現・統括スカウト)に向けて発せられた言葉だった。思わず振り向くと深々とおじぎする西谷監督の姿が。この年、藤浪は自己ワーストの3勝にとどまり、2年連続で不振にあえいでいた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae7fe2375f72b8a8a4be5c4def93f1c7d1a102d2