0001それでも動く名無し
2022/04/02(土) 21:00:03.09ID:SQPhzXHJMヤクルトはサンケイから球団を買収し、70年からヤクルトを名乗ってきた。野村克也監督を迎えた90年代は3度の日本一に輝くなど人気、実力ともセ・リーグをけん引したが、最近はチームが低迷。同じくして観客動員に悩んでいた。都心の一等地である神宮球場を本拠地にしても動員数は改善されず、慢性的な赤字経営にも苦しんでいた。
今年は10月に同じセ・リーグの横浜でも身売り問題が表面化。住生活グループとの売却交渉は破談に終わったが、苦しい球団運営は球界全体で危機感を抱いていた。その中でも時代を背景に急成長するIT企業が、球団買収先として台頭。最近の傾向をみてもソフトバンクがダイエーを買収し、楽天が新規参入を果たした。
降って湧いたヤクルトの球団売却。同球団は退団した選手を親会社の社員で再雇用するなど、ファミリー的な球団方針で有名。それだけに突然の売却は衝撃を与えそうだ。鈴木正球団社長はこの日、さいたま市内の自宅で「自宅の方では対応いたしません」とだけ話した。
野球協約では原則、球団売却は前年11月30日までにオーナー会議での承認を受けることになっている。来季の公式戦日程を発表し、開幕まで多くの時間も残されていないことから、年内にも緊急のオーナー会議を招集することになりそうだ。
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