巨人の新外国人、マット・シューメーカー投手(35)が2日、イースタン・リーグのヤクルト戦(戸田)に先発し、6回6安打1失点でまとめた。この日、1軍の阪神戦(東京ドーム)に先発登板した山崎伊織が3日に一度登録抹消となるため、来週9日のヤクルト戦(東京ドーム)先発の有力候補に浮上した。

 初回こそ制球に苦しみ、25球を要したものの、2回以降は変化球主体の投球で立て直した。チーム合流後初実戦となった3月20日のヤクルト戦(G球場)では4回4失点で、27日のDeNA戦(同)は6回1失点。3度目の実戦登板で最多となる96球を投げ「全体的に今日はよかった。球種やコース、高低をうまく交ぜて投げることができた」と振り返った。

 ここまでリリースポイントの確認や試合勘など、一つずつ課題をクリアし、投球は徐々に洗練されている。メジャー通算46勝右腕は「直球の制球はもっと良くなると思うので、そこは次回までの課題としたい」と話した。

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