右示指基節骨骨折のため出場選手登録を抹消された西武・森友哉捕手(26)について、3日のロッテ戦後に辻発彦監督(63)が状況を説明した。森は前日の同戦に「5番・捕手」で出場。3打数無安打で8回の守備からベンチに退き、チームも1―8で3連敗を喫していた。

 指揮官は「ロッカーでマスクを投げつけた時にアクシデントがあったらしい。殴ったとかではない」と骨折した状況を説明。「チームとして優勝するために一つになって、何をしないといけないか一番に考えて野球をやるということを伝えて全員が戦おうという気持ちになっている時に。試合中のケガは付き物で仕方ないが、終わってからのロッカーでの出来事であればそれはしっかり考え直さないと。チームとして許されることではない。彼自身が野球観を変えて、またチームのために泥だらけになってくれるのを望む」とメッセージを送った。今後の診察によるが、全治までは2カ月ほどが見込まれると語った。