闘魂を注入された柳はその言葉通りに4番・マクブルームを三ゴロ併殺打に仕留め、右拳を突き上げながらほえた。「監督がマウンドに来ることってあまりないと思うし、監督の目を見てもう一回気持ちが一段階高まった。なんとしても抑えないといけないという気持ちが出た」と感謝する。

 立浪監督も「一回、間合いを取りに行ってというのもあるが、ちょっと暗示にかけたと言いましょうかね。それが本当にダブルプレーになったので、良かったなと」と自身の暗示の効果に驚きつつも「ゼロで行っている限りは代えるつもりはこっちもなかった。よく踏ん張ってくれた」と竜の誇る右のエースに最敬礼した。
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