栃木県の那須塩原の近くに父の会社の社長が保有する別荘がありました。
子供の頃、毎年、夏休みになるとそこへ泊まりに行ってました。
小学5年生の時だったと思います。
その年も父と母と3人で別荘へ行きました。
別荘に着くと、いつもならば誰も居ないのですが、
その年はたまたま、総務の人のミスか何かで
すでに社長とその親類が滞在していました。
父は、すみませんと頭を下げて帰ろうとしたのですが
社長や奥様が、部屋も余ってるし、せっかく遠くからきたのだからと勧めてくれて
僕たちも滞在することになりました。
それが大きな間違いでした。
子供心に今もよく覚えています。
父も母もまるで召使でした。料理を運んだり、皿を下げたり。
それだけだったら、まだ良かったのですが・・・
社長宅には僕と同じ年の男子、カス男が居て、その従兄弟で二つ年上の

ぶた男とその弟で僕のいっこ下のクソ男も別荘に滞在していました。
母がその3人の面倒まで見ることになったのです。