0001それでも動く名無し
2022/04/04(月) 06:34:43.25ID:zM2I4gjb00404回を追うごとにわずかに落ちる平均球速が、微増に転じたのが6回だ。「先頭を取れるように。そこがすごく大事になってくると思うので」。大船渡高時代、グラウンド整備後に流れが変わりがちな6回はむしろ、ややスピードを落とすことが多かった。今は制球重視でも球速は同じ−。8回にも160キロが2球。「しっかり脱力してペース配分できたところかなと思っています」と話した。
バットも何本かへし折った。ファウルも含め、打者に初めて引っ張り方向に打たれたのは61球目。「カウントによって甘くいっていいところは思い切っていけたし、しっかりコースに投げ切らないといけないところは投げ切れたので」。直球での空振りはプロ入り後最多の12球。73・7%というストライク率の中で圧倒した。大きくなっても柔軟なままの肉体が、ワールドクラスを生み出す。