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伊藤「今年は95敗か…」
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0001それでも動く名無し アドセンスクリックお願いします
垢版 |
2022/04/06(水) 00:44:32.61ID:uG+8gxDvd
敵地、京セラドームで迎えたオリックス戦
中継ぎ古川が大量失点、打線も勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「このまま95敗だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、昨年2桁勝利の伊藤は独りベンチで頭を抱えていた。
オリンピックで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる監督・・・
それを今の日ハムで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」伊藤は頭を抱え続けた
どれくらい経ったろうか、伊藤ははっと目覚めた
どうやら疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」伊藤は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、伊藤はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した伊藤が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにファイターズの応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする伊藤の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「イトウ、試合開始だ、早く行くぞ」声の方に振り返った伊藤は目を疑った
「お・・・小笠原さん?」 「なんだ伊藤、居眠りでもしてたのか?」
「い・・・稲葉GM?」 「なんだよ伊藤、かってに稲葉を引退さてよ」
「BIGBOSS・・・」  伊藤は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:森本 2番:田中賢 3番:小笠原 4番:セギノール 5番:稲葉 6番:SHINJO 7番:高橋 8番:マーシアス 9番:金子 投手:伊藤大
暫時、唖然としていた伊藤だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
八木からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する伊藤、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっている内川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
0003それでも動く名無し
垢版 |
2022/04/06(水) 00:47:21.60ID:IC/tyZrZ0
マウンドに全力疾走してほしい
0005それでも動く名無し
垢版 |
2022/04/06(水) 00:50:31.92ID:/HA8LhJw0
正しくはマシーアス定期
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