◇6日 ヤクルト2−中日(神宮)

 中日の立浪和義監督(52)が試合後、低空飛行が続いている京田陽太内野手(27)に「自分で打破するしかない。期待しています」と奮起をうながした。

 この日3打数無安打1四球に終わり、開幕から11試合終え、33打数3安打、打率0割9分1厘と苦しい日々が続いている。指揮官は「あれだけ打てなかったら元気もでませんよ。野手だし気持ちはわかります。1本出れば変わってくる」と心境をおもんぱかった。その上で、「いろんなことを思われる方はいると思うんですけど、うちのチームで143試合ショートで出られる体力があるのは京田しかいない」と期待を込めた。この日も試合前練習で直接指導するなど、復調に向け全力サポートしていく。