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四国の公共工事に「統一休業日」

建設業の労働環境を改善し、担い手の確保につなげようと、国や四国4県などで作る協議会は、
四国各地で行われる公共工事について今月から月に1回、一斉に休業する「統一休業日」を設定し、休日の確保を促す取り組みを始めました。

この取り組みは、国土交通省四国地方整備局や四国4県などで作る「四国地方公共工事品質確保推進協議会」が工事を発注する市町村や建設会社に呼びかけて行います。
具体的には、今月から来年3月末までの1年間、毎月第2土曜日を統一の休業日にする予定で、1回目は今月9日に設定されています。

全国の建設会社で作る団体の調査によりますと、建設業に従事する人が週休2日を確保している割合は2割ほどにとどまり、休日の確保は大きな課題となっています。

協議会の事務局を務める四国地方整備局は、
「一部の公共工事では週休2日が条件となっているが四国全体でみると働き方改革は不十分な状況だ。
『統一休業日』を通じて、働き方改革の促進を後押しし、建設業の担い手の確保につなげていきたい」
と話しています。