元中日投手で通算219勝を挙げ、プロ野球史上初めて50歳まで現役生活を送ったレジェンド・山本昌氏(56)が11日、日本テレビ系「スッキリ」に出演し、完全試合を達成したロッテ・佐々木朗希投手(20)を称賛した。

 佐々木朗は10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で史上16人目となる完全試合を達成。20歳5か月での達成は最年少記録となった。特に日本新記録でメジャー記録の「10」さえ上回る13者連続奪三振の偉業に対し、レジェンド左腕は「やばいですね。私、40年近くこの世界に身を置いていますが、一番の衝撃です。考えられないです」と驚嘆。「私、32年間やりましたけど(連続)6奪三振が最高でしたので、桁違いですね」と舌を巻いた。

 その上で「野球が始まって何百万人、何千万人の方がプロ野球を目指して投手をして、その中で13個連続でプロで三振を取った投手がいないということは野球の歴史で最高のボールを投げた可能性もある」とし「宝くじの1等を3回連続当てたぐらいのすごさ」と「令和の怪物」が成し遂げた希少な記録に目を細めた。

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