中日−阪神」(13日、バンテリンドーム)

 リベンジ成功だ。阪神・湯浅京己投手(22)が同点の八回から5番手で登板。1回無安打無失点と中日打線をねじ伏せた。

 先頭・大島から始まる上位打線だったが、マウンド上の湯浅は気持ちが入っていた。大島を140キロのフォークで空振り三振に仕留めると、続く岡林は二ゴロ、最後はA・マルティネスを中飛に抑え、圧巻の投球を披露した。

 前日は1点リードの八回から登板したが、1死しか奪えず2失点で敗戦投手に。石川昂に勝ち越しの左前適時打を許して降板するという悔しい結果に終わったが、この日はきっちりと三者凡退。同じ失敗は繰り返さなかった。