◆パ・リーグ 西武3―0ロッテ(20日・ベルーナドーム)

 ロッテが2試合連続の1安打負けと貧打に苦しみ、今季初の5連敗。佐々木朗希が8回完全投球を見せながらも援護できなかった17日の日本ハム戦(ZOZO)から球団ワーストタイとなる3試合連続の零封負けで、5位に転落した。

 この日は6回まで西武・松本に無安打無得点に封じられ、7回に菅野のチーム初安打などで1死二、三塁のチャンスを作ったが、後続が倒れ無得点。その直後に投手陣が崩れ3失点すると、最終回まで援護できず、3試合連続零封負けを喫した。井口監督は試合後「ずっと(打てない)ですね。しっかりと狙い球を捉えられてないのが一番。ミーティングはしっかりしてるんですけど」と頭を抱えた。

 17日の日本ハム戦(ZOZO)で左手甲に死球を受け、前日はベンチ外だったレアードがこの日は4番で出場。「自分で出れると話してたので。まあスイングもしっかりしてた」と監督は状態に問題ないことを明かしたが、「それよりほかの2人の外国人ですね」と打率1割台にとどまっているマーティン、エチェバリアの奮起を促した。

 28イニング無得点に終わったチームは今季初の5連敗で5位に陥落した。