あらすじ

主人公の篠原佐都は母と2人で大衆食堂を営み、平凡ながらも幸せな日々を過ごしていた。そんな彼女には深山健太という恋人がおり、彼も佐都の家の食堂の料理が好きな明るく気さくな男性であるが、実は彼は芦屋にある名家の御曹司であった。

健太と自身の家柄の違いに大きな不安を抱く佐都は、公務員を辞めてパティシエを志すことを強く勧められる。さらに幸枝と和解した藍子からも背中を押された希は「世界一のパティシエ」になる決意をする。