社長→船体構造や気象学については無知

船長→1級小型船舶操縦士の免許保有だが、船体構造や気象学についてはほぼ無知と思っていい

これらに精通する船員が保有する免許は
「海技士」といい、20t以上の船舶を運行する責任者(船長、航海士、機関長、機関士)はこれを保有する

今回沈没した遊覧船は19tである
なぜこのサイズか?小型船舶操縦士免許でも運行出来るからだ。
海技士と小型船舶操縦士は似て非なるものだ
小型船舶操縦士は所謂レジャー免許
海技士は大型貨物船を動かす専門知識に秀でた国家資格である。

では海技士保有者に遊覧船を運行させてはどうか?という問題。
それは絶対にない。
賃金があまりにも安すぎる。
裁判官にマイナンバー窓口担当をやらせるようなものだ。

故に、プロが集まることはなく、リスキーな業種となる。