西武の渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)が29日、米大リーグのレッズを自由契約となり、フリーエージェント(FA)となった秋山翔吾外野手(34)の獲得に乗り出していることを明かした。既に秋山側と連絡を取っており「5月に帰ってくるという話なので。帰ってきたら、会って話をする」と説明した。

 秋山は西武で通算1405安打を記録し、2019年オフに海外FA権を行使してレッズと3年契約を結んだが、昨季までの2年で142試合に出場して打率2割2分4厘、0本塁打、21打点。契約最終年の今年はオープン戦で打率1割8分2厘と不振で、開幕ベンチ入りメンバーから外れて退団していた。

 西武時代は首位打者1回、最多安打4回。15年にプロ野球記録のシーズン216安打を記録し、18年からのリーグ連覇にも貢献したヒットマンについて、渡辺GMは「高い志を持ち米国に渡り、うまくいかなかったというのはあると思う。それは仕方ない。本人がまた日本でやると決めるなら、うちも当然戦力として考える」と強調した。

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