0001それでも動く名無し
2022/05/01(日) 19:01:14.91ID:XUJlpqava感情を抑え切れなかった。今シーズン最多失点喫したロッテ・ロメロはバスに乗り込む直前に足を止めた。
「誰も言わないから言います。今に始まったことじゃないですけど、球際に弱い選手が多いし、1つのプレーが軽すぎる。相手の守備を見て何も感じないということはない。自分も含めてワンプレーに気持ちを入れていかないと」。
来日以来、敗戦の責任を常に背負ってきたロメロが初めてキレた瞬間だった。
3回までは完全投球で完璧な立ち上がりだったが、4回に先頭打者を三木の一塁悪送球で出塁させてから暗転した。
1死満塁から石井の右越え二塁打でまず2失点。さらに三木が再び失策を犯した後、アルカンタラの3点被弾など4回途中8失点で降板した。
「勝負どころでの直球が良かった」と杉浦を評価したが、そんな相手右腕に敗れたことよりもチームの現状に我慢ならなかった。
この日の2失策で今季19失策はリーグワースト2位。併殺を取れないなど記録に表れないミスもある。投手陣のフラストレーションが相当たまっているのは事実だ。
いくら好投してもが白星につながらないイラ立ちも重なったエースは最後に「ウチのチームはまだ若い選手が多い。もっとがむしゃらにやってほしい」と加えた。
チームは今日の敗戦で借金4。悲願の優勝もここが踏ん張りどころだ。投手と野手の信頼関係が崩れれば、シーズンも終わってしまう。
≪気持ち分かるが≫
ロメロの発言にロッテ・井口監督は困惑顔ながら「気持ちは分かるけど、それをカバーするのもエース。ロメロの言うことじゃない」とぴしゃり。
試合後は三木らの野手陣をコーチ室へ呼び出して反省会を行うなど、首脳陣もチームの立て直しに必死。
指揮官は「みんな分かっているんだから」と自分に言い聞かせるように話した。
https://www.tokyo-sports.co.jp/baseball/npb/3933518/