【ソウル聯合ニュース】韓国の女優、カン・スヨンさん(55)が5日に脳出血で救急搬送され、意識不明の重体であることが分かった。

 消防などによると、カンさんは同日午後にソウル市内の自宅で頭痛を訴え、家族の通報を受けて救急隊が出動した際には心停止の状態だったという。

 カンさんは4歳で子役デビュー。韓国映画「シバジ」でベネチア国際映画祭主演女優賞(1987年)、「ハラギャティ 波羅羯諦」でモスクワ国際映画祭主演女優賞(89年)を受賞するなど、世界的に注目を集めた。

 2015年から17年までは釜山国際映画祭の共同執行委員長を務め、今年はヨン・サンホ監督の新作映画「JUNG_E/ジョンイ」に出演した。