0001それでも動く名無し
2022/05/08(日) 12:13:17.87ID:Ep3D+Jgh0私だけでした」~総理官邸に迫るロシアスパイ、だまされた内調職員が手口を暴露【第4回】
https://news.yahoo.co.jp/articles/37ffd872636db9e341d728416d0c6f11e3af8a6c
「警視庁公安部外事一課を舐めるんじゃない。我々は君のことはすべて分かっている。
君も責任のある立場なのだからきちんと真実を説明してもらうからな」
「私は個人と個人の付き合いをしていました」
水谷は、リモノフが言っていた台詞で抗弁した。
「ふざけるな!」
キャップに一喝された。内閣情報調査室で机を並べていたSがこう言った。
「あんたが国を売るような真似をするとは思わなかったよ。俺は残念でならない」
水谷は高血圧持ちだ。売国奴のように言われて腹が立ち、激しい頭痛を覚えた。
ポケットから薬を取り出して、口に運んだ。
「何をするんだ!」
捜査員たちが水谷の体を押さえた。毒薬を飲んで自殺すると思ったのだ。
しかし、水谷が飲んだのは血圧の安定剤だった。