斎藤工(40)が2日、都内で行われた主演映画「シン・ウルトラマン」(樋口真嗣監督。5月13日公開)完成報告会で、企画を務めた庵野秀明氏(61)の脚本について聞かれ「僕ごときが理解できるものじゃないと1度、閉じた」と振り返った。その上で「分厚い台本に書かれた、因数分解のような複雑かつ壮大な物語は1度、読んだだけでは理解できない世界観」と評した。

神永の相棒の分析官・浅見弘子を演じた長澤まさみ(34)も「どんな映画になるんだろうと想像がつかなかった」と、庵野氏の台本を最初に目を通した印象を語った。

禍特対の班長・田村君男を演じた西島秀俊(51)は「面白さと情報量の多さに圧倒され、設定資料も分厚く、読んだ。情報を全部、伝えないといけないんだなと」と台本を最初に読んだ印象を語った。