ドイツ中部ゲッティンゲン市が同国で初めて、女性が屋内外のプールをトップレスの状態で利用することを許可した。男女平等を目的とした措置で、週末限定で5月1日から8月末まで試験導入される。

決定の背景には昨年、トランスジェンダーの利用客をめぐり起きた論争があるとみられる。同国の公共放送ドイチェ・ウェレ(DW)によると、同市のプールを利用中に体を隠すよう求められた人物が自分は男性だとして抗議したものの、運営側はその主張を認めず、今後の利用を禁止した。