巨人は先発した高橋が大乱調で中継ぎ陣も失点を重ね、連勝も3でストップ。原監督は「何本打たれたかな。6本ぐらい打たれたんじゃないかな。違う? なんてフォローしていいか分からないね」と先発投手陣では今季最短となる1イニング3分の2で降板した左腕におかんむり。打順の関係で2回途中でバッテリーを交代させざるを得なかったこともあり「先発投手がこういう形になると非常事態の用兵になる。大城は打撃の部分であれ(必要)だったんだけど仕方がない。先発投手の役割というのは重い」とバッサリだった。

 その後失点を重ねた中継ぎ陣にも「序盤もそうだけど3点もね。ダメ押しもというところもでしょうね」と苦言を呈した。

 守備でもこの日昇格したばかりの北村、さらに増田陸がいずれも二塁守備で悪送球。これで5月に入ってからは12試合で13失策、今季これまででセ・リーグ断トツの32とほころびは収まらない。救いは左肩甲骨付近の骨挫傷で6日に出場選手登録を抹消されていた吉川がこの日のイースタン・リーグ西武戦で実戦復帰し、5打数で4安打したこと。原監督は「報告を聞いてからにしますけれども、火曜日から多分大丈夫だと思います」と最短で広島戦(17日・宇都宮)での1軍合流を示唆した。不動の二塁手復帰で再び連勝街道に乗る。

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