0001それでも動く名無し
2022/05/17(火) 21:19:15.79ID:uWNdV2YvM「3打席目のああいうのがヒットになったり、2打席目のああいう打球がヒットにならなかったりっていう野球の面白さというか。そういう部分というのは非常に感じます」
結果と内容の違いという響きだが、筒香自身は、捉え損ねた内野安打に好感触を得ている。代わったばかりの救援・ラッカーの“初球”へ無意識に反応したことが大きな収穫だった。
「心が弱っている状態の時だと、どうしてもあれが……。僕の3打席目はそんなに甘い球ではなかったですけど、甘い球でもなかなか手が出ないという状況がありました。あの段階で言いますと、自分でしっかり待てているという感覚があるので。いけると思ったボールに体が反応しているというような感覚です」
9日(同10日)のドジャース戦で2安打して以来の地味な内野安打だったが「今までとちょっと(ボールの)見え方もまた変わったというような感覚がありますので。明日が楽しみですね」と筒香は明るい表情で話す。
芯で捉えた2打席目の三直についてはこう説明した。
「抜けた時のことを思い、ここを辛抱してと。微調整はもちろんしているんですけど、大きくまた違った方向に(フォームを)変えることなく、辛抱強くやるだけかなと思います」
相手野手の正面を突く強い打球が続く試合は、日本時代にもシーズン中に必ず訪れたという。強烈な打球が捕られ、打ち損じた打球が安打になるという、パラドクシカルな打席を経た筒香は、自身の打撃で最も大切なポイントに挙げる踏み込み足がしっかり「待てる状態」になりつつあると実感している。
4月の打率は.172。5月もここまで.180。数字的な躍進はないが、筒香嘉智は“自分の打撃フォーム”に着実に近づいている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fafec26d0ef1c874ab3a90657632f1a6ffac9d4