0001それでも動く名無し
2022/05/19(木) 01:01:37.32ID:zUoRE2xD0英国のフィッシュ・アンド・チップス店が危機に瀕している。
業界団体「全国フィッシュ・フライヤーズ連盟」のアンドリュー・クルック会長によると、
英国に約1万店あるフィッシュ・アンド・チップス店のうち、3分の1が今後9カ月の間に閉店する可能性がある。
クルック氏はCNN Businessの取材に、これまで経験した中で最悪の危機だと語った。
同連盟はフィッシュ・アンド・チップス関連の企業1200社を代表する組織で、100年以上の歴史を持つ。
自身も店を持つクルック氏によると、物価が上がり始めたのは昨年末だが、
主要食材の値段はロシアによる2月後半のウクライナ侵攻以降に急騰した。
「あらゆる物の値段が全体的に上がった」(クルック氏)
現在はウクライナでの戦争によりサプライチェーン(供給網)の混乱が深刻化し、
あらゆる業界の企業が物価高騰への対応に苦慮している状況だ。
ただ、伝統的に非常に利幅の薄い英国のフィッシュ・アンド・チップス店はロシアからの輸入品に依存しているため、
とりわけ影響が実感されるという。
フィッシュ・アンド・チップス業界で使うタラやコダラの最大4割はロシアの海域で採れたもので、
ひまわり油の約半分はウクライナからの輸入品だと、クルック氏は語る。
クルック氏によると、ひまわり油の価格は3月上旬に比べ約83%上昇した。
代替品としてよく使われるパーム油も価格が倍増。
世界最大のパーム油輸出国であるインドネシアは国内の供給を維持するため、先月から輸出制限を始めた。
https://www.cnn.co.jp/business/35187560.html