◆JERAセ・リーグ ヤクルト3―0阪神(19日・神宮球場)

 阪神が今季11度目の完封負けを喫した。3日(甲子園)にシャットアウト負けを喫したヤクルト・小川に7回を2安打に抑えられるなど、歯が立たず。井上一樹ヘッドコーチは「特別に素晴らしい球種とか、球が速いピッチャーじゃないだけに、逆手に取られて、打ち取られている気がする。小川にやられているというより、(女房役の)中村にやられている気がする」と相手捕手の配球面を敗因に挙げた。

 前日(18日)には4本塁打など8安打、8得点で快勝を飾ったが、その勢いをつなげられず。井上ヘッドは「打撃は水ものやから。そういうふうに期待もされるけど、相手があってのこと。結果的にチャンスが全くなかったわけではない。そこで一本打てるか、打てないかが勝負の分かれ目なんで」と分析した。

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